<Header>
<Author: 王勃>
<Title: 杜少府之任蜀州>
<Format: 格式不明>
<Year: 1964>
<BookName: 唐詩選　上>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 漢文無假名>
<style2: 日本漢文訓讀無假名標注>
<TranslatedTitle: 杜少府　任之 蜀州に之く  >
<BookPage: 171>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1>
<End Header>
<Poem>
城闕輔三秦，
風煙望五津。
與君離別意，
同是宦遊人。
海內存知己，
天涯若比隣。
無爲在岐路，
兒女共霑巾。
<End Poem>
<Translation>
長安は壯大な城壁にかこまれ、宮闕がそのなかにそびえて、この近畿の地の固めとなっている。君は今ここを去って、あの五つの港で有名な蜀州へ赴任されるが、前途 を望めば風煙が立ちこめている感じがする。君とお別れするのはつらい。しかしお互いさま官界に身をおいている以上、いつまでもいっしょにいるわけにはゆかない。天 下に知己がいると思えば、空のはてへ行っても、お隣の家へ行くようなものじゃない か。分かれ道にのぞんで女子供のように涙を流してハンカチをぬらすことは、よそうじゃないか。
<End Translation>
<Formatted Translation>
長安は壯大な城壁にかこまれ、
宮闕がそのなかにそびえて、この近畿の地の固めとなっている。
君は今ここを去って、あの五つの港で有名な蜀州へ赴任されるが、前途を望めば風煙が立ちこめている感じがする。君とお別れするのはつらい。
しかしお互いさま官界に身をおいている以上、いつまでもいっしょにいるわけにはゆかない。
天 下に知己がいると思えば、
空のはてへ行っても、お隣の家へ行くようなものじゃない か。
分かれ道にのぞんで
女子供のように涙を流してハンカチをぬらすことは、よそうじゃないか。
<End Formatted Translation>